癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

#ノンフィクション、エッセイ

『大草原の小さな家』BSプレミアムが始まる

『大草原の小さな家』BSプレミアムが始まる NHKのBS4Kで毎週水曜に放映中の海外ドラマ『大草原の小さな家』が、6月8日からはBSプレミアムでも放映されることが決定したそうだ。 こちらは毎週土曜日の午前8時30分からで、初回の8日だけは午前7時45分~ …

平成随感

平成随感 今日で平成が終わる。 昭和63年(1988)9月、昭和天皇の容態が悪化し国民の気持ちが暗く沈んでいたころ、重苦しい霧の中に一閃の光明を与えてくれたのが、鈴木大地選手(現スポーツ庁長官)。ソウルオリンピック100m背泳ぎのバサロ泳法で金メダル…

熊本地震から3年に思うこと

熊本地震から3年に思うこと 4月14日で熊本地震から3年が経過した。先月は東日本大震災の8年だった。熊本市内や益城町もそうだが、同様に被害が大きかった南阿蘇村にも訪れたことがあったので、よそ事のようには感じられない。 人命や生きものの被害、家…

新元号のアクセント

新元号のアクセント 新元号が発表された。 「令和」と聞いた瞬間に報道陣が一瞬だまり込んだのは、これまでの元号とは異質で、何か的外れな感じを受けたからだろう。「命令」や「法令」など以外に「令」という文字自体に触れる機会が少ない上に、とくに、そ…

同期会

同期会 春のこの時期になると、自分のような高齢者のところにも、いろいろなところから案内状が来る。広告は別にしても、同窓会名簿の作成、各種の展覧会、施設の竣工式…。中でも同期会の案内が多い。 何歳になっても同期会の案内状だけは必ず来る。クラス会…

整形外科って、こんなとこ?

整形外科って、こんなとこ? 先日、脇腹痛や神経痛がひどくなってきたので整形外科に行った。 昔、事故った脇腹付近の再骨折の心配もあったが、以前から肩甲骨もゴリゴリと痛んでいて、肋骨の痛みをたどるとその肩甲骨につながっていたのだ。 診察室に入ると…

ぼんやり生きていると

ぼんやり生きていると 先日のことだ。台所の隅で何かがチカチカ光り始めたのに気がついた。見ると給湯器のリモコンが点滅している。「えっ?」何があったんだろう。風呂から上がったばかりで、今まで湯は使えていたはずだ。 訳が分からないまま、押し入れか…

現代社会と十善戒

現代社会と十善戒 現在の若い人たちは幼少期からしっかりとした見識を持っていて、テレビ局などのインタビューに対しても堂々と発言できている人が多い。素晴らしいことだ。自分たちの若い頃なら気後れし、どぎまぎするばかりで、そんな芸当はとても出来なか…

文明の利器

文明の利器 最近の電化製品等には細かい機能がいっぱい備わっている。細かすぎて、こんな機能が必要なのかと思うぐらいだ。しかも複雑で、箱を開けてマニュアルを見た途端に嫌気が差すのは、自分だけではないだろう。 最近では説明書の内容を簡略化して、詳…

シンプルライフ

シンプルライフ 最近はなるべく簡単な生活が好ましく感じられるようになってきた。歳のせいかもしれない。 平成の初め頃だったか『清貧の思想』という本がベストセラーになったことがある。昭和の初めにも林芙美子の『清貧の書』という短編小説があり、その…

昨日はひな祭りだった

昨日はひな祭りだった 金曜日のチコちゃんの中で、「うれしいひなまつり」の詩をサトウハチローが間違えたらしいことを話していた。 二番の「お内裏様と おひな様/二人ならんで すまし顔」のところだ。たしかに内裏とは御所のことだから、「内裏様」はそこ…

赤い文字は青天の霹靂

赤い文字は青天の霹靂 ヤフーブログ閉鎖に関して、このところ多くの人が記事を書いている。 自分にとってもこのたびの通告は青天の霹靂だった。突如、赤い文字が出たとき、最初は冗談かと思った。ヤフーがブログを止めるなんて!! 4月1日にはまだ早いと思っ…

囲碁のはなし

囲碁のはなし 藤井聡太七段の連勝で将棋が注目されているが、今度は小学生の囲碁名手が突如、現れて、囲碁も活気をおびてきた。自分もルールだけは一応知っているから、ときどきは楽しむが、強くはない。最初から自己流なので何年経っても同じことで、上達な…

とんだ節分

とんだ節分 朝頂いた恵方巻を昼に食べた。巻寿司は切らない方がいいらしいが、とても全部など食べきれるものではない。半分に切って昼と夜に頂いた。恵方巻はいつから流行しだしたのか。20年ぐらい前までは食べた記憶がないし、聞いたこともなかったが…。 と…

地の利について

地の利について 店舗を構えるときの大切な条件として「地の利」というものがある。 先日、車道を走っていると、路側帯に車が長い列をなして停車しているのに出くわした。交差点かと勘違いするぐらいだったが、先頭まで行くと、そこにはガソリンスタンドがあ…

倉金持ち

倉金持ち 冬の町中で見かける樹木にクロガネモチ(黒鉄黐)がある。モチノキ科の常緑高木で、公園や通りの並木によく植えられている木だ。枝一面に紅い実をびっしり付けて、遠くから見ると花のようにも見える。 この時季の街路樹は裸樹が多く、町中も殺風景…

三日月のドラマ

三日月のドラマ 昨夜、テレビで『みかづき』というドラマの予告をやっていた。それで、ふっと前日の夕方に三日月がかかっていたのを思い出した。 夕方とはいえ、まだ空は明るく、茜色の雲が上空に伸びて、灰色の雲や白く輝く雲も、青空の中に混在して光って…

ローラ・インガルス・ワイルダー賞について

ローラ・インガルス・ワイルダー賞について アメリカ図書館協会が(1954年に)創設した「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」が、(2018年)6月25日に「児童文学遺産賞」と改称されることに決定したとの報道を最近読んで、いささか驚いた。改称の理由は1800…

寒さ嫌い

寒さ嫌い 冬になると窓から陽が差し込まなくなる。暗くて寒いので、西側の部屋へ移る。こちらは午後になると、窓に少しは陽が当たって明るい。必要なときは両足が入るスリッパに足を突っ込み、電気ストーブをつけてデスク・ワークなどしているが、それもあま…

クリスマス

クリスマス 大人になってからのクリスマスの楽しみというものは何も覚えていない。例えば人とはしゃいだり、飲んだり食べたり、遊んだりしたらしい記憶もない。楽しみはすべて子供時代に集約されている。といっても、別に変わったことではない。どこの家庭で…

干支の色紙

干支の色紙 画家のHさんから来年の干支(えと)の色紙を頂いた。これまでも毎年頂いている。今年は戌年だったので、犬の色紙を頂いて居間に掛けている。草を分けて子犬が駆けている絵だ。 子犬といったが、これは成犬であるかもしれない。おそらく、Hさんが…

年賀状

年賀状 ことしも年賀状を準備した。とはいっても、枚数にするとほんの僅かだ。年賀状の数は歳と共に減ってくる。以前と比べたら7割ぐらいになってしまった。物故した人も多いし、遠方へ転居したあとから疎遠になった人もいる。ほかに、喪中欠礼の葉書も来る…

道 草

道 草 雨続きだった天候が少し回復した。久しぶりで庭に出ると、垣根の外の路を何か黒いものが動いた気配がする。何かと思い覗いて見ると、紺色の制服を着た小学校低学年の男の子が、こちらを見て「こんにちは」と頭を下げた。そこでこちらも、挨拶を返す。き…

公園散歩に思うこと

公園散歩に思うこと たまに暇ができると近くの公園を散歩している。この公園も以前は季節の変化が豊かで散歩もそれなりに楽しめたものだった。しかし、最近はそんな感じも少し薄れた。日常的に見慣れてしまうと気付かないのだが、全体として樹木に生気が見ら…

歴史というもの

歴史というもの 時代は、現実は、時とともに動く。従って、現実の保証のない歴史というものは、言わばすべて仮説である。時代が遡り、情報が少なくなればなるほど、その度合いも増大する。人により、立場により、その情報の受け止め方によっても、歴史の姿は…

AI 医師

AI 医師 高齢になると、どうしても病院に行く機会が多くなる。好むと好まざるとに関わらず、医療機関のお世話にならざるを得ない。 ところが、体の痛みや不調が発生しても、これは様子を見るべきか、病院にかかるべきかで迷うケースも多い。それでなくても多…

湯の町エレジー

湯の町エレジー 昭和で好きな懐メロにもいろいろあるが、年のせいか、最近は「湯の町エレジー」をよく聴いている。有名な古賀メロディーでもあり、多くの歌手がカバーしている。 若いころ少しギターを触ったので、なつかしさのせいもあるが、情感あふれた歌…