2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
平成随感 今日で平成が終わる。 昭和63年(1988)9月、昭和天皇の容態が悪化し国民の気持ちが暗く沈んでいたころ、重苦しい霧の中に一閃の光明を与えてくれたのが、鈴木大地選手(現スポーツ庁長官)。ソウルオリンピック100m背泳ぎのバサロ泳法で金メダル…
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) 誰かが植えたものか、飛んできたものか、河岸の石垣の間に垂れ下がって咲いている。小粒で淡いピンク色なのであまり目立たないが、群生しているとそれなりの風情がある。散歩していてこんな小花を見つけると愉しい。 病葉や枯葉よ…
君子蘭咲く庭 君子蘭は毎年同じ状態で咲くのはむずかしいようです。果実と同じように裏年もあります。でも冬の管理がよければ咲かないということはありません。冬の管理とは主として葉の管理で、葉が枯れたり痛んでいると、せっかくの花も台無しになります。…
ユリオプス・デージー 季節にかかわらず、少し間隔をおいて一年中咲いている。丈夫で手間もかからず、こんな花は珍しい。真冬の花が少ない時期でも黄色で明るいし、一株あると重宝する。空気のような存在で、あるのとないのでは大違い。花言葉を調べてみたら…
平成最後の姫卯木 先の姫卯木が開花すると、こんな感じ。たくさんの小花が連なって垂れ下がる姿も、季節の転換期を告げるような風情があって爽やかです。今年はとくに平成最後、令和の始まりをも告げているよう。
ビオラの陽だまりで パンジーが絨毯だとすれば、ビオラはいわゆるカーペット。 花は小型だが、しっかりと咲く。花数が多くて長持ちがする。雨にも強い。 何しろ育てやすい。ビオラが咲く頃は気分が明るくなる。
清楚な花 アレナリア 植木鉢で冬を越した多年草のアレナリア。ほとんどが枯れていたが、僅かに残った株を植え替えておいたら、また咲きだしました。小さな花でも、写真に撮ってみると案外きれいですね。
春の楽しみ アザレア アザレアは西洋ツツジとも呼ばれています。タイワンヤマツツジ・ケラマツツジ・サツキツツジなど東洋産のツツジをもとにヨーロッパで品種改良され、園芸種として日本に入ってきたもので、品種が多く、花が大型で色彩も鮮やかです。 白や…
姫卯木 ウツギは卯の花。5,6月に咲いて初夏の訪れを告げますが、ヒメウツギはウツギの別種で、4月から白い花を着ける小型の木です。咲いてからよりも蕾のほうが可憐です。
芽出しのきれいな ヤマモミジ ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは(在原業平) 秋の紅葉が美しいモミジですが、芽出しの若葉も眼が洗われるように新鮮です。本来はモミジもカエデのうちで、園芸上、品種が異なるだけ。カエデの語源は蛙…
生きている鳥 鷺君、鷺君、なにを考えてるのかナ? いや…、考えているわけじゃなくてサ、えさを探してるんだ! 君らのようにぼんやりしているわけじゃない。 生きるために忙しいんだ。
初夏を香る 夏みかんの木 初夏の到来を感じさせる夏みかん。旬にはまだ早いが、変異種の甘夏は店頭に並んでいるだろう。酸っぱい夏みかんだが、前年から着果している。子どもの頃は台風で落ちた実に重曹をつけて、おやつ代わりによく食していたものだ。 山口…
熊本地震から3年に思うこと 4月14日で熊本地震から3年が経過した。先月は東日本大震災の8年だった。熊本市内や益城町もそうだが、同様に被害が大きかった南阿蘇村にも訪れたことがあったので、よそ事のようには感じられない。 人命や生きものの被害、家…
クロガネモチはクロじゃない 数珠玉のように紅い実を垂れたクロガネモチ 冬の間ありがとう
春も間近に 雪は白く輝き、山の緑にも暖かさが
星座のようだ 坂道の家に 「地上の星」が咲いていた 北斗七星と オリオン座かな
人はつれなし さくらばないまがさかりとあおぎゆく人はつれなしやぶつばき咲く
桜古木に休らえば 木のもとをすみかとすればおのづから花見る人となりぬべきかな (花山院「詞花集」276)
桜花匂う日 おのづから花の下にしやすらへば逢はばやと思ふ人も来にけり(頼政集)
一枝物語 この花のひとよのうちにももくさの…(『万葉集』)
四月の晴れ間 おしむべきにはのさくらはさかりにて心ぞ花にまづうつりぬる〈壬生忠岑〉
新元号のアクセント 新元号が発表された。 「令和」と聞いた瞬間に報道陣が一瞬だまり込んだのは、これまでの元号とは異質で、何か的外れな感じを受けたからだろう。「命令」や「法令」など以外に「令」という文字自体に触れる機会が少ない上に、とくに、そ…
同期会 春のこの時期になると、自分のような高齢者のところにも、いろいろなところから案内状が来る。広告は別にしても、同窓会名簿の作成、各種の展覧会、施設の竣工式…。中でも同期会の案内が多い。 何歳になっても同期会の案内状だけは必ず来る。クラス会…