癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

ひとこま写真集『ふれあい散歩道』 #写真

草むらのハナカタバミ

草むらのハナカタバミ 夕陽のあたる土手の木の下に咲いていた。よく見かけるが、年に何度か咲くのかな。こんな場所に群生しているのは、最初に誰かが植えたのかもしれない。花がない時季だから、余計に目立つんですよね。普通のカタバミよりはずっと大きい。…

ナンキンハゼの実

ナンキンハゼの実 これも川岸の藪にあります。春には小さな実がプツプツと着いているのですが、ずいぶん大きくなっています。これからあとは葉が美しく紅葉して落葉し、実は黒くなり、はじけて白い中身が現れます。これを煮詰めると蝋が取れるようです。川岸…

秋のささやき

秋のささやき 一月ぐらい前、川岸の藪にツタが少し色づきかけていた。そろそろ秋が近いのかなと思っていた。それがもう11月になってしまった。体調やコロナの憂鬱、変化のない日常に追われているうちに、今年も残り2ヶ月となってしまった。あれから見ていな…

懐かしのオシロイバナ

懐かしのオシロイバナ 川の対岸に垂れ下がるようにオシロイバナが咲いていた。 子どものころ夕方、近所の家の庭に行くと浮き出るように、この色と同じオシロイバナがいっぱい咲いていた。黒くて丸い実が着くんですよね。みんなで集まってきて、いろいろ話を…

ひるどき

ひるどき 苗が出揃った田んぼの中で餌を求めているのかな。時々水中に嘴を入れている。あっちを見たり、こっちを見たり、いそがしい。餌も探すし、車も通るし、天敵もいるかもしれないからね。おちおちしてられないよ。白鷺だけじゃなくて、青鷺も時々見かけ…

七変化

ランタナ 街路樹の根元に咲いていた。新しく植えられた気配はない。毎年同じように咲いているから、越冬した同じ花なんだろう。ランタナの和名は七変化。花期が長くていろいろ変化する。丈夫な花で育てやすいけど、種は有毒らしい。食べてはいけない。水仙も…

思い出のいちじく

思い出のいちじく まだまだ未熟。でも若さがあるね。秋にかけてこれから熟すんだ。川面に垂れたいちじくの枝。こんな風景昔はいっぱいあったんだけど、今は珍しくなっている。だから何となく気になったんだよね。あれは幼稚園のころ、親戚に大きないちじくの…

ペチュニアのひだまり会話

ペチュニアのひだまり会話 白地に紅く…でも、日の丸じゃないね、星形だ。スターだ。ペチュニアは春の花壇のスターかもしれない。お日様が当たって温かい、温かい、おいでよとか呼んでいる。コロナがなきゃあ~ね、と話し合っているよ、ぜったい!! まったく…

クチナシの白い花

クチナシの白い花 風車のようだと思ったら、少し萎みかけてるのかな? 確かにいつもより遅い。 いつものように、いつものところ。香りはあまりきつくない。昔、家にも八重の花があった。クチナシを見ると、いつも子どもの頃を思い出すし、渡哲也の歌が浮かん…

さびしい紫陽花

さびしい紫陽花 少し前に紫陽花を見に行ったら、もう終わりかけていた。コロナで外出ままならず、体調不良で遅れてしまった。終わりかけは知っていたが、行かないのも気がかりなので。それでも名残の花が少しだけ咲いて待っていてくれた。

暮らしの中の花菖蒲

暮らしの中の花菖蒲 いつもの川辺に花菖蒲が咲いています。菖蒲園に行けば、豪華で艶やかな花菖蒲がいっぱい群生していますが、日常の生活の中で、ふと目にする花菖蒲も可憐で質朴な感じがいいものです。「もう菖蒲の季節になったのか…」と、何となく昔の風…

ときはいまあめぞしたしるさつきかな

さつきの花 さつきもつつじの仲間です。ただし、春咲きの早いつつじとは違って、旧暦の5月頃に遅れて咲くので、さつきつつじと呼ばれます。昔は田植えつつじとも…。また杜鵑花ともいわれますが、杜鵑(ほととぎす)が鳴く時季に咲くからでしょう。現在のも…

カタバミの花

カタバミの花 ちょっと油断していると植木鉢や庭にカタバミがいっぱい。でも引き抜くのはちょっと待って。案外きれいなんですよ。小さな花だけど。カメラでアップにしてみてください。そこにはその草特有の独自な世界が広がっています。何とも柔らかくて、包…

母のバラ

母のバラ 亡き母が苗を買ってきて育てていたバラだ。パパメイアンといって香りがよい。最初の苗木は20年ぐらいで枯れたが、挿し木をしたものが2鉢残っている。最近は手入れも行き届かないが、何とか咲いてくれている。5月のバラはもう終わるけど、また秋に…

アザレア

アザレア 東日本大震災が発生した時は、あり得ない光景に、誰もが一瞬、夢を見ているのではないかと思ったと話されていました。同様に、新型コロナ発生以前の暮らしから考えると、突然のウィルス侵入は、眠りの浅い夢の中で悪夢を見ているような状態かもしれ…

クレマチス

クレマチス 今春は花をたくさんつけたクレマチスですが、一度に開いたので一度に終わってしまいました。それでも、咲いている間は華やかです。これからもまた蔓が伸びて、そのうちに新しい蕾をつけるでしょう。昔ながらの紫(紺)色もきれいですが、最近はい…

白い天使

アレナリア ナデシコ科の多年草で、梅の形をした小さな花がいっぱい咲きます。芝桜のような茎と葉をした、ひ弱そうな草花ですが、花は純白で可憐です。挿し芽で増やすことが出来、冬を越したら次の年も咲きますが、土があまり湿りすぎると腐ることもあるよう…

コンクリートの割れ目で

ビオラ 頑張っているよね。だから、きれいなんだ。余計なこと考えないほうがいいよ。…どこにだって青山があり、歌があるんだ。

キショウブ

キショウブ いつのまにやら5月も半ばになりました。ちょっと前に正月を迎えたはずですが、コロナ、コロナで明け暮れているうちに、もう初夏です。気候的には最高の時季ですが、気分も体調もよくありません。これから紫外線も強くなるので、肺炎ウィルスも少…

白実山査子の花

白実山査子の花 白実山査子(さんざし)の花が今年は枝いっぱいに咲きました。この時点ではまだ蕾が多いですが、こんなに付いたのは初めてかな。放っておいたら一部に実が成るのですが、枝が伸びすぎるので少し切り詰めます。あまり切りすぎると来年咲きませ…

ジシバリ

ジシバリ 庭の植木鉢に咲いていたので、雑草もアップで見るときれいだなと思って撮ってみた。あまり詳しくないが、イワニガナともいうらしい。

姫卯木(ひめうつぎ)

姫卯木 庭の鉢植えのヒメウツギ。庭の陰で今年もきれいに咲いた。瞬時、瞬時の美しさ・可憐さを見せて。社会はコロナで暗いが、身近な自然の営みはあまり変わらない。美しいものを見れば心も晴れますよ。何でも美しいもの、慎ましいもの、穏やかなものに目を…

タンポポ UFO

タンポポ UFO 川の畔の茂みの中に白い円いものが…。UFOが隠れているのかと思ったら、タンポポだった。白い綿毛がチカチカ光ってタンポポの胞子をくるんでいる。そのうち風にほどけてどこかへ飛んでいくんだね。やっぱりタンポポもUFOなんだ。コウノトリのよ…

カラスノエンドウ

カラスノエンドウ 秋に稲刈りが終わったあとは大麦を栽培しますが、耕作を休む田んぼではれんげ草を生やしていました。田植えの前にこれを鋤き返して埋め込み堆肥にするのです。そのため昔はあちらこちらに一面のれんげ畑が拡がっていました。小さな子どもの…

藤の花

藤の花 藤の花・・・・・・・・・・・・高田敏子 きものの色が少しずつ地味になってきたように料理も淡泊なものが好きになった「恋」という言葉も もう派手すぎて恋歌も恋の詩も書けなくなった古い恋うたのこころがわかり私の恋もまた 深く ゆたかに静かに 美…

一鉢だけの姫リンゴ

一鉢だけの姫リンゴ 今年の姫リンゴはにぎやかに花をつけました。このまま実に移行すればいいんですが、一鉢しかないので多くを望むのは難しい。それでなくても少ない実がなかなか留まらず、最終的に結実するのはいつも数えるほど。ほかに姫リンゴや、深山海…

サンゴモミジの花

サンゴモミジの花 モミジの新芽が開いて花が出来てきました。モミジにかぎらず、この時期の新緑はきれいですね。若葉の色もみずみずしくて眼が覚めるようです。葉陰から小さな赤い花柄が伸びてコントラストも鮮やか。世界は今、混乱していますが、四季の樹木…

レッドロビン

レッドロビン 生垣にすると育てやすくきれいです。春の新芽が紅くて雰囲気が明るいです。深く切り込むには2月下旬から3月初め頃、あとは4月、6月、10月頃に軽めに刈り込んで形を揃えるぐらいです。丈夫なので刈り込んでも芽がよく出てきます。冬に寒肥と…

黄梅(オウバイ)

黄梅(オウバイ) 2月から3月初めに咲くのですが、まだ咲き残っていました。茎が蔓状に伸びて途中から対生に芽が出て花が咲きます。春先のまだ寒い時期から黄色い花を咲かせるので、陽射しも明るくなってきたし、そろそろ春が近づいたのかなと思わせてくれ…

一会の桜に感謝

一会の桜に感謝 通りがかりの桜をいくつか撮ったが、 あまりいい写真にはならなかった。やはり、気分も落ち込んでいるんだろうね。このような事態を作り出したのは、人間の傲慢。争いばかりしているから緩みが出来て隙を突かれるんだよ。世界の指導者は何を…