癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

#写真

玉紫陽花

玉紫陽花 紫色のサンゴ…? そんな感じの花だけど、紫陽花の仲間。玉のような丸い蕾がつくところから、こう呼ばれるらしい。熱い陽差しの中、小さな清涼剤だ。

窓の物語

窓の物語 窓はすべての風景を映し出す。人の心のように。外も、中も、おぼろげに、鮮明に…。中から外の風景が見えるように、外から中の生活が見えてくる。そこにはどんな自然と暮らしがあるのだろうか。窓を考えた人は、外との間をおきながら、外とのつなが…

爽やかな白 ノリウツギ

爽やかな白 ノリウツギ ウツギとはいっても紫陽花の仲間らしい。今の時季に咲く涼しげな花だ。 別名はサビタの花って、こちらの方がよく聞くね。そうだ、そうだ。伊藤久男の唄があるからなんだ…。〈サビタの花よ 白い花/誰を待つのか メノコの胸に/ほのか…

アベリアの生垣

アベリアの生垣 公園の生垣に咲いていた。夏になると、いたるところに蔓を伸ばしている。暑い陽差しにも負けずに咲く夏らしい花だけど、それにしても、梅雨が明けると厳しいですね~。外でも風があまりなくて、火照って蒸し暑い感じがする。おたがいに体調管…

店のバーベナ

店のバーベナ これも店の外花壇に咲いていたもの。手入れがいいので生き生きしている。いつも何らかの花が咲いていて楽しい。

水流

水流 ゆったりした川の流れに身をまかせて、来し方、往く方に思いを巡らす。日常のすべてが、川の中に溶けていく。今、生きてしていることに意味があるかと。生きていることには意味があるが、自分が求めていることに意味があるかと。自分の外に成功を追い求…

ヒメヒオウギズイセン

ヒメヒオウギズイセン 道端の花壇に陽差しを受けて咲いていた。読んで字のごとしで、ヒオウギだから緋色の扇かと思っていたら、漢字で書くと檜扇らしい。海にもヒオウギ貝っていうのがいて、こちらも檜扇貝だ。檜(ひのき)製の扇ってことかな。宮中などで使…

川の名ハンター

川の名ハンター この鳥はゴイサギだろうね。お堀からあふれ出てくる水流のところで、下を見たまま身動もしない。上から見ているのに気がつかないのか、こちらなんか見向きもしないよ。仕事人だな、ゴイサギ君。仕事に夢中もいいが、まわりにも少しは気をつけ…

がまの穂綿にくるまれと

がまの穂綿にくるまれと こんな処にフランクフルトが…と思ったら、ガマの穂だった。うまい具合に出来るもんだ。自然の芸術だね。 大国主命(大黒さん)が白ウサギに教えてやったのも、この花粉らしい。舟賃をやるからと漕ぎ手をだまして、島から陸へ渡ったと…

デュランタ

デュランタ 時々寄る店の外花壇に咲いていたので撮らせてもらった。藤のように垂れ下がって紫に白い縁取りがきれいだ。花の手入れを見ると家の人柄が分ると言うね。うちはいま草ボウボウで、早く引かないと。梅雨明けまでにはね。

百日草のように

百日草のように 今ではいろいろな品種が出来ているが、ヒャクニチソウは昔から生活に身近な花だ。長い間咲くけれど、ほんとに百日咲くのかな? 色があせて変わっても、たしかに形はいつまでもきれいだね。人もそんなふうに歳を取れたらね。

秋じゃないけど ツタの葉が

秋じゃないけど ツタの葉が 秋でもないのに、きれいだね。梅雨はなかなか明けない。まあ、自分は梅雨でもいいんだけど…。梅雨明けの豪雨が今年も心配だね。

ツタ太郎、見参!

ツタ太郎、見参! ツタが怪獣のように木の幹を占領している。これはもうツタの木だ。木のほうもうっとうしいだろうが、それでいいのかもしれない。夏に幹が乾きすぎなくて。自然はうまくやっているんだ。うまくやっていないのは人間界。チョロチョロちょろち…

はじけて飛んだ花だけど

はじけて飛んだ花だけど 子どものころが懐かしいホウセンカ。種が飛んで、毎年畑にいっぱい咲いていた。花色はいろいろあったが、やっぱりピンクがいちばん多かったかな。このホウセンカも白い花が葉に隠れるように、少し恥ずかしげに咲いている。みんな、純…

ナンキンハゼと蜂一匹

ナンキンハゼと蜂一匹 人に見られようと、写真に撮られようと、車の音がしようと、平気で蜜を吸っている。我が道を行く、男蜂一匹。こっちはそれどころじゃないんだよ、にいさん。暇人を相手にしている暇はないんだ。あんたも頑張るんだよ。継続こそ力なんだ…

ツタに花が出来ていた

ツタに花が出来ていた 今は梅雨なので河岸はどんどん葉や樹が茂ってくる。ツタの葉の中に何もかもが覆い尽くされそうだ。河岸にはよく見るといろんな木がある。初めて見る木や知らない木もたくさんある。同じ草木でも季節が変われば分かりにくい。それでも観…

白い夾竹桃

白い夾竹桃 貯水池の土手に夾竹桃が涼しげに咲いていた。まだ梅雨ですが、夏も近いようです。暑くなるんだろうね。

頑張ってるね 金糸梅君

頑張ってるね 金糸梅君 5月に咲くはずの金糸梅がまだ残っていた。もう所々しか咲いていないけど…。 少しあとピンになったかナ? 手振れしたか。そうだ、そうだ。垣根のところで、自転車がいっぱい来たんで、急いで撮ったんだよね。5月に行くと、もっと大きな…

風の野に咲く花 ヒメジュオン

風の野に咲く花 ヒメジュオン 周りに何もない野っ原にまっすぐ高く伸びて風に揺れている、そんな風情がよく似合う野の花だ。よくみると、薄ピンクに染まった花もある。単なる小さな草と思っていたが、意外ときれいで、ふんわりとしたところがいいね。

雨は野バラの季節

雨は野バラの季節 野バラまだまだ咲いている。貯水池の土手に。梅雨の曇り空。雨の中。いっぱい咲いている。

街角の曼荼羅

街角の曼荼羅 原始的な石の幾何学模様の中に、現代的な金属のグレーチングの直線が走っている 構図。それは科学や宇宙やあらゆる芸術、人生そのものに通じる道。人の心の中にある原初のパターンなのか。あるいは無意識のエロスの姿なのか?

夏の装い

夏の装い まだ本格的な梅雨だけど、商店街はもう夏の装い。そろそろ夜見世が始まるのかな? 土曜の夜見世でもしないと地方の商店街は寂しいよ。そういえば、今日から山開きだ。

単純明快な花 ガザニア

単純明快な花 ガザニア 太陽とともに咲いて、太陽とともにしぼむ。なんとも単純明快な花だ。腰をかがめて覗いていると、自然の、お陽さんの匂いがして元気が出る。

枯れてしまったムラサキサルビア

枯れてしまったムラサキサルビア 家でも毎年長く咲いて楽しませてくれていたが、今年は枯れて芽が出なかった。多分、陶製の鉢に植え替えたのがいけなかったのだろう。プラ鉢のほうが合っている。これは通り道の花壇に咲いていたから撮ってみた。鉢ではこれほ…

不思議な 石の溝

不思議な 石の溝 こんなところに石の溝が…。磨かれてきれいな石。丸い真ん中から水が湧き出しているんだろうか。明日香村にもよく似た石があったね。今も昔も同じ事を考えるんだ。 台風気をつけて。

金剛石の色

金剛石の色 珍しくはないけど、散歩道の途中にペチュニアが咲いていたから、いい色だと思って撮ってみた。こういう力のあるはっきりした色は好きなんだよね。ごまかしようがないよ。金剛石の色だ。南無大師遍照金剛。人間もこんな色がいいね。

道路端の紫君子蘭

道路端の紫君子蘭 歩道の傍の細長い花壇に植えられた、紫色のきれいな花。まだ蕾だけれど、紫君子蘭でしょう。家にはない花です。その向こうの車道は車の交通量が多いので、埃や排気ガスも多くてさぞかしたいへんだろうに、元気でつぼみを付けている。その環…

紫陽花の八重咲くごとく

紫陽花の八重咲くごとく あぢさゐの八重咲くごとく弥(や)つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ 橘諸兄(『万葉集』巻20)

白いヤマボウシ

白いヤマボウシ ハナミズキは終わったから、今の時季はヤマボウシでしょう。それとも交配種かもしれない。家にもヤマボウシがあったけど、葉が少し違うような気もする。それでも葉が出そろっているから…。店の角に、すっきりして爽やかな花色です。

濡石(ぬれいし)

濡石(ぬれいし) 濡石を見ると気分が落ち着くのはなぜだろうか? 打ち水ではないが、涼の気配がするからか…。雨ではないが、慈雨の予感がするからか…。鯉も安堵したように泳いでいる、昼下がりに。