癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

春を感じていたいから

 
  ビオラ

 

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 毎年プランタービオラを咲かせているが、昨年は新型コロナウィルスの蔓延で店にも行きにくく植えなかった。でも、春の花がないと住居もやはり殺風景だ。おまけにコロナのせいでうっとうしい。それで苗を数株買っておいた。
 ところが、寒い日が続いたのでなかなか植えつける気がしない。冬の庭は隣家の陰になって、すぐに陽当たりが欠けてしまうんだよね。そうすると、庭はもう冷蔵庫。おまけに寒風が吹きぬける。それで延ばし延ばしになっていたので、苗もかわいそうだと思って、先日、思い切って早めに起きて陽のあるうちに植え込んでおいた。思いつくと、実際は簡単だ。ただ、決断がいるだけ。何でもそうだけど、思っているだけでは前に進まないよ…。一日一つでもいいので、実行しないと。
 でも、何でもかんでも、動き回るのは好きじゃないんだ。
 昔「一日一善」という言葉があったね。別に「善のすすめ」じゃないけど、一日一善を積み上げることで、自分が成長できると思うんですよね。成長が実感できるというか。それが地味でも日々の生活の充実につながるわけで、たぶん、むやみに嗜好を求めて動き回ることじゃないと思うね。
 ビオラは冬の寒さにも強いから一旦、植えつけてさえおけば、後は時々液肥をやるぐらいで、放っておいてもきれいに花を咲かせてくれる。そういうところが、ビオラって好きなんだよね。
 とか、また都合のいいことをいって…。結局は手間がかかるのがいやなんじゃないか。(^^)