癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

レッドロビン

 
  レッドロビン
 

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 生垣にすると育てやすくきれいです。春の新芽が紅くて雰囲気が明るいです。深く切り込むには2月下旬から3月初め頃、あとは4月、6月、10月頃に軽めに刈り込んで形を揃えるぐらいです。丈夫なので刈り込んでも芽がよく出てきます。冬に寒肥として、堆肥を少しすき込んでおくと、木も元気になり、春の芽出しがいいようです。


  

 

黄梅(オウバイ)

 
  黄梅(オウバイ
 

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 2月から3月初めに咲くのですが、まだ咲き残っていました。茎が蔓状に伸びて途中から対生に芽が出て花が咲きます。春先のまだ寒い時期から黄色い花を咲かせるので、陽射しも明るくなってきたし、そろそろ春が近づいたのかなと思わせてくれる花です。この時期にはロウバイとかマンサクとか菜の花など、黄色い花が多いですね。黄色は春の足音を知らせてくれる色なのか、気持ちも明るく変えてくれるようです。


  

 

一会の桜に感謝

 
  一会の桜に感謝
 

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 通りがかりの桜をいくつか撮ったが、 あまりいい写真にはならなかった。やはり、気分も落ち込んでいるんだろうね。このような事態を作り出したのは、人間の傲慢。争いばかりしているから緩みが出来て隙を突かれるんだよ。世界の指導者は何を考えているのかな。こんな時にも縄張り争いをしている。少しは責任を感じて欲しいな。他の災害にも気をつけないと。この辺の桜もそろそろ終わりだね。


  

 

ホトケノザ(三階草)

 
  ホトケノザ(三階草)
 

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 春の道端の草むらの中にふつうに頭を出して咲いている。シソ科の植物で、葉が蓮華座のようだからホトケノザと呼ばれている。ほかにも、葉が3層になっているからサンガイグサともいうらしい。レンゲソウのような色の可憐な花が付いている。春の七草ホトケノザとは別種で、七草はキク科のコオニタビラコタンポポのように拡がった葉から茎を伸ばして黄色い花を付ける

 そういえば、子どもの頃は春の野原に雑草がいっぱい咲いていた。小川が流れて池があって、そのあたりにスミレ、タンポポレンゲソウホトケノザカラスノエンドウなどが混じり合って咲いていた。歌にある「春の小川」そのものの風景が拡がって、川にもドジョウやフナやメダカがいっぱいいた。あちこちに桃の花が明るく咲いて、空は澄み切って、今はあまり見かけなくなった早春の夢のような景色。うそのようだが、昔はほんとに、あんな世界もあったんだ。

 子どもの眼にはことさら、そんな風に見えたのかもしれないが、まぎれもない現実の風景だった。

 大人になって年齢を重ね、社会も発展したので、生活や物資は比較にならないほど豊かになったが、そのような風景は逆に失われてしまった。どちらがよいのか自分には判らない。ただ、取り戻せないが…ひどく懐かしく感じられるのである。


  

 

さびしいかなや 枝桜

 
  さびしいかなや 枝桜
 

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 今年も桜の季節になりました。花は例年どおりきれいに咲いてくれているけれど、眺めていると、何だかさびしそうですね。

 この世は何事も事実と道理(党利じゃない)に従ってやっていかないと駄目ですね。あまり専門的で頭がいい人は、専門的な立場からものを言うので、賢いようでも道理が見えていないみたいです。逆にノーベル賞をもらうような人は頭が柔らかく、発想が自由です。しかも、余計なことは考えないので、道理から離れることはありません。実際、危機の時に役立つのはそういう人でしょう。市井の中にも賢い人はいます。政治も専門家も賢者の声に耳を傾けるべきです。そうしないと、甘い考えでは、この世の難局は乗り切れないですよ。

 こんな年寄りが病気の心配ばかりしていて、花もおちおち楽しめないとはね。