1964 東京オリンピックの日記(7)
1964 東京オリンピックの日記(7)
昭和39年(1964)10月23日(金)曇
会社帰りにボーリングをしに行く。見るのも触るのも初めてなので、よい点は出ないが、けっこう面白かった(ボーリング場にテレビがあって、女子バレーボール決勝をやっていたので、そのほうも気になる)。
会社帰りにボーリングをしに行く。見るのも触るのも初めてなので、よい点は出ないが、けっこう面白かった(ボーリング場にテレビがあって、女子バレーボール決勝をやっていたので、そのほうも気になる)。
○本日の日本選手の成績
女子バレーボール
→ 日本チーム(鬼の大松と東洋の魔女) 1位入賞(金メダル)
柔道
無差別級 → 神永(昭夫) 2位入賞(銀メダル)
日本柔道、アントン・ヘーシンク(オランダ)に敗れる!柔道界に衝撃が走った。
女子バレーは、日紡貝塚を主体とする日本チームとソ連チームの息詰まる熱戦の末、日本がストレート勝ちした。4年間の努力が報われて各選手の眼にはキラリと光るものがあった。その中でも終始落ち着いていた河西キャプテンの姿が印象的だった。
日記には漏れているが、このほかにも期間中に
射撃 フリースタイルピストル → 吉川貴久 ⒊位入賞(銅メダル)
男子バレーボール ⒊位入賞(銅メダル)
の活躍がある。
本日迄 金16個、銀5個、銅8個
くろがねもち (つづく)