癒やしのフリーランド

ひとこま写真と日常の随感

水流


  水流

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 ゆったりした川の流れに身をまかせて、来し方、往く方に思いを巡らす。日常のすべてが、川の中に溶けていく。今、生きてしていることに意味があるかと。生きていることには意味があるが、自分が求めていることに意味があるかと。自分の外に成功を追い求めるものは、虚しい。すべてはこの川の流れのように、自分のうちに完成を求めなければならないだろう。外に求めるものも、自分のこの完成のためである。どの人の道も同じ流れに通じている。外に求めた成功が他人の流れを妨げてはならない。うちに求めた完成が人を傷つけ妨げることが決してないように。夏の静寂の中、水流は、いつも…そう語りかけている。




ヒメヒオウギズイセン


  ヒメヒオウギズイセン

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 道端の花壇に陽差しを受けて咲いていた。読んで字のごとしで、ヒオウギだから緋色の扇かと思っていたら、漢字で書くと檜扇らしい。海にもヒオウギ貝っていうのがいて、こちらも檜扇貝だ檜(ひのき)製の扇ってことかな。宮中などで使っていた。





川の名ハンター


  川の名ハンター

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 この鳥はゴイサギだろうね。お堀からあふれ出てくる水流のところで、下を見たまま身動もしない。上から見ているのに気がつかないのか、こちらなんか見向きもしないよ。仕事人だな、ゴイサギ君。仕事に夢中もいいが、まわりにも少しは気をつけるんだよ。




がまの穂綿にくるまれと


  がまの穂綿にくるまれと

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 こんな処にフランクフルトが…と思ったら、ガマの穂だった。うまい具合に出来るもんだ。自然の芸術だね。
 大国主命(大黒さん)が白ウサギに教えてやったのも、この花粉らしい。舟賃をやるからと漕ぎ手をだまして、島から陸へ渡ったところでアカンベーをしたので、舟子が怒って身ぐるみを剥いだんだろう。大国主命は、それでも憐れんで治し方を教えてくれた。薬のことをよく知ってたんだね。何も言わなかったけれど、ほんとうは、もう二度としてはいけないよという意味だろうね。大国主命はやさしいからねェ。人をだましたりすると、いつかは自分に跳ね返ってくるんだよ。


 

デュランタ



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 時々寄る店の外花壇に咲いていたので撮らせてもらった。藤のように垂れ下がって紫に白い縁取りがきれいだ。花の手入れを見ると家の人柄が分ると言うね。うちはいま草ボウボウで、早く引かないと。梅雨明けまでにはね。